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ストパン 「303高地の英雄」と呼ばれたウィザード(魔術師)

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1943年のロマーニャにて行われた、とあるネウロイとの戦闘。
その戦闘で瀕死の重症を負った「ウィザード(魔術師)」部隊の小隊長であるリベリオン人の少年”ウィーラー・マッカダムス”
”戦死したウィッチやウィザードの内臓を移植すると言う前代未聞の大手術”の末、飛行可能な魔力を有すると共に生還する。


彼を世間は「303高地の英雄」と呼び、”人類とネウロイの戦争における英雄”として褒め称えた。
それと同時に飛行可能な魔力を持った彼は人類初の”ストライクウィザード”として、リベリオン初のジェット戦闘機タイプのストライカーユニット”P-59”のテストパイロットに任命され、「ネウロイとの戦争における新たなる切り札」として人類の希望の1つとなった。
だが、そんな世間とは裏腹に彼は一人心に深い傷を負っていた。

「何故、仲間達は死ななければ無かったのか……、どうして自分だけがあの地獄から生きて帰ってきたのか……」

P-59のテストと共に航空歩兵としての訓練を行う共に、彼の運命を決めた「303高地の戦い」の日の自問を繰り返す日々が永遠に続くかと思われていた。


だが、1944年のある日、彼に航空歩兵としての配属命令が下る。
その部隊とは激戦が続くガリア共和国奪還の為にブリタリアに駐留する航空歩兵のエース部隊”第501統合戦闘航空団”だった……。