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主人公設定&ストライカー設定

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主人公紹介

名前:ウィーラー・マッカダムス

出身:リベリオン合衆国 ニューヨーク州 34番街

身長:172cm

生年月日:1928年7月4日

年齢:16歳(※悪魔の旅団所属時)/17歳(※第3新型装備研究開発チーム所属時並びに、第501統合航空団配属時)

通称:303高地の英雄/実験体1号(※OSSによるシークレットコード)

TACネーム:デビル5

原隊:1.リベリオン陸軍 第1特殊任務部隊(※通称:悪魔の旅団) 第32ウィザード小隊(※1943年、ロマーニャ前線における303高地の戦いにて全滅)→リベリオン陸軍航空軍 第3技術開発チーム

現時点での所属:第501統合戦闘航空団 ストライクウィッチーズ

階級:伍長(※陸軍入隊&新兵訓練終了時)→軍曹(※アフリカ前線において、副隊長の戦死後)→少尉(※悪魔の旅団における最終階級)→中尉(※第3技術開発チーム所属への配属時)→大尉(※第501統合航空団への配属時)

使い魔:ホワイトタイガー

固有魔法:瞬間移動(※ウィーラー本人を基点に最大で約5キロから、7キロの範囲内を瞬時に移動する事が可能だが、使用後は、最低10分間の魔力回復が必要)

使用機材
1.ラッキード社製 P-80 シューティングスター(※正式名称:XP-80C)
2.パブリック社製 P-47 サンダーボルト(※P-80使用不可時における予備機材)

使用武器
1.トンプソンM1A1短機関銃(※主にメインで使っている武器)
2.M1911A1コルトガバメント(※主なサイドアーム。二丁拳銃で所持&使用)
3.M2ブローニング重機関銃(※火力支援並びに、大型ネウロイ戦用装備)
4.M9A1バズーカー(※大型ネウロイ戦用装備)
5.M1ガーランド(※正式には、狙撃銃仕様の「M1C」であり、狙撃及び擲弾発射機として使用)
6.ウィンチェスターM1897(※ネウロイとの近接戦闘用に所持、トンプソン、M1ガーランドと併用する事もあり)
7.M2火炎放射器(※上記と同じくネウロイとの近接戦闘用に所持)
8.MK.2手りゅう弾&梱包爆薬+M7グレネードランチャー(※専用ポーチにて、数発を所持し、ネウロイに接近の上で投げつける、M1ガーランドで発射する等して使用)
9.10連・16連式ロケット弾ポッド(※P-8Oのパイロンに装着して使用する)
10.1,000 lb.(450kg)爆弾×2(※ロケット弾ポッドと同じく、P-80のパイロンに装着して使用)

外見モデル:『鋼の錬金術師』の”エドワード・エルリック(※ただし、髪は茶髪、瞳は|臙脂色《えんじ色》である)

人物紹介
本作における主人公。リベリオン合衆国の1と言われるスラム街であるニューヨーク州、34番街の出身。

マフィアの父(※ただし、父とは血が繋がっていない可能性がある)と、マフィアの経営する娼館の娼婦の母の一人息子として誕生するが、ウィーラーが3歳の時に共に死亡。その死因は、父の方が敵対するマフィアとの銃撃戦の末における射殺。母は粗悪な覚醒剤を使用した事による中毒死であった。
両親の死後は、両親が所属していたマフィアによって4歳にして、児童労働に駆り出され、以降、10歳でマフィアを脱走し、ストリートチルドレンになるまで、約6年間に渡り、マフィアの密造酒製造工場でウィスキーの生産に当たっていた。

ウィザードとして覚醒したのは、ウィーラーが10歳の時。
所属していたマフィアが、敵対するマフィア組織との抗争の末に敗れ、関係者全員が処刑される可能性が出てきた事を受け、密造酒工場で働いていたウィーラーを含めた15人の児童が脱走。
それに気づいた敵対するマフィアの組員によって、銃撃が行われ、多くの児童が射殺される中、必死に逃げ、何とか逃げ延びる事に成功したウィーラーがふと頭を触った時に、ホワイトタイガーの耳が生えている事に気付くと同時に、自分がウィザードである事を知った。
なぉ、この使い魔のホワイトタイガーは、ウィーラーが一週間だけ、マフィアが資金集めの為に経営する動物園に飼育員の手伝いとして駆り出された際に世話を担当したホワイトタイガーである。

マフィアを脱走した後は、約5年間におけるストリートチルドレン生活を過ごす。この間はマフィアから脱走する際に、盗み出した拳銃を武器に強盗や窃盗、万引き等を行って食いつないでいた。
しかし、15歳の時、コーヒーショップでの強盗後、運悪くパトロール中の警察官に見つかり、銃撃された末に、逮捕される。
折しも、この間に第二次ネウロイ対戦が勃発していたので、ウィザードであったウィーラーは、懲役を免除し、今までの罪を無かった事にする代わりに、軍務に就き、最前線で戦う事を担当の検事に提案される。
ウィーラーは自身がリベリオン合衆国の独立記念日に生まれた事もあって、少なからず愛国心も強かった事もあり、これに同意する形にて、1942年にリベリオン陸軍に入隊する。

リベリオン陸軍に入隊したウィーラーは、身体的・精神的に厳しいながらも、今までとは違って、身の安全が保障され、更に寝床と食事が保障された新兵訓練期間を過ごし、この間に後に303高地まで共に戦う親友のベイカーと出会う。
ベイカーと共に新兵訓練を終えたウィーラーは、優秀な成績で新兵訓練所を伍長の階級で卒業し、ベイカーと共に第1特殊任務旅団に配属され、そこでレンジャー訓練や、パラシュート降下訓練……と言った特殊任務を想定した訓練を受ける日々を過ごし、特殊コマンド隊員としての技術や精神を身に着けていく。

特殊コマンド部隊隊員としての訓練を終えた後、ウィーラーを始めとする第1特殊任務旅団の隊員達は、間髪入れずに激戦が続くアフリカ前線へと派遣される。
そこで数々の特殊作戦に従事し、この間に所属していた隊の副隊長が戦死した為、軍曹へ昇進した後に、隊長が四肢欠損の重傷の為、本国に送還される事になった為、少尉へと昇進する。
後に、部隊の再編制が旅団内で行われ、ウィーラーは第3中隊、第32小隊の小隊長を命じられ、別の小隊から副隊長として移ってきたベイカーを始めとする面々と出会う。
小隊長就任後も、アフリカ前線において、数々の特殊任務に従事し、この間にマルセイユを始めとするストームウィッチーズ隊や、セシリア・グリーンダ・マイルズ少佐、パットンガールズと言ったウィッチ達と共に作戦に当たり、知り合いになっている。

1943年にロマーニャで中規模なネウロイの侵攻が始まると、ウィーラーが率いる第32小隊も含めた、第1特殊任務旅団はロマーニャへと転戦。
そこで、ウィーラーと第32小隊は第1特殊任務旅団が実行した、ネウロイの山岳要塞「モンテ・ラ・ディフェンサ」の攻略作戦などに従事した後、ウィーラーの運命を大きく変える事になった、303高地防衛線へと動員される。

303高地での戦いの末、ウィーラーを残し、第32小隊が全滅する中、瀕死のウィーラーを救援部隊として駆け付けたミーナが発見し、救命措置を施した後、担ぎ込まれた病院で、OSSが主導する『人工ウィザード製造計画』の人体改造手術を、モニス博士&ノーマン大佐によって施され、ウィーラーは世界で唯一飛行可能なウィザードへと改造された。なぉ、改造手術の内容が以下の通りになる。

1.心臓に刺さった肋骨の摘出及び、修復手術。
2.同じく損傷した肝臓を、アフリカ前線にて、脳死判定されたブリタニア軍のウィッチより移植。
3.破裂し、再生及び使用不可になった肺をオラーシャ前線にて、戦死したオラーシャ軍のウィザードより移植。
4.腎臓が2個とも損傷し、こちらも肺と同様、再生及び使用不可になっていた為、カールスラント前線において戦死したカールスラント軍のウィッチ及び、ウィザードより移植。
5.脊髄に破片による損傷が見られた為、外科手術による摘出後、医療系魔法を使えるウィッチによる医療魔法において、治療。
6.その他、消化器系(※胃腸等々……)の修復手術。
7.左腕は肩から腕にかけて、完全に筋肉及び神経が切断されていた為、義手用ジョイントを左肩部分に埋め込み、機械製義手の装着&使用可能に。
8.顔の左目周辺にかけて、殆どが吹き飛ばされており、左目も眼球そのものは残っていたが、負傷し、神経は全て切断され、失明状態であった為、治癒魔法による治療後、視力増強装置を埋め込み、視力を回復並びに強化。

……等々、他にも15を超える手術が行われており、その一部はノートンでさえも知らない物がある。
なぉ、ウィーラーの左手に使われている機械製義手及び、左顔面側面に埋め込まれている視力増強装置は、OSSが「マロニー大将が開発しているネウロイのコアを利用した新兵器」に関する情報として、収集した、アクチュエータや機械・電子制御部品と言った情報を元に、工業機械メーカーの”オムニ社”に対し、OSSが製造を命じた物であるが、第1次ネウロイ対戦に従軍していたアリシアがメカニズムこそ、旧式ながらも、同様の物を使用している為、機械製義手・義足の研究及び、開発自体は、この計画以前から行われていた模様。なぉ、普段は人工皮膚のカバーに覆われており、一見外から見ただけでは、普通の人間の腕や顔の様に見える。
それと同時に、この手術跡、303高地であった傷跡が体に多数あり、一番大きな傷は左肩から、右わき腹まで走っており、また手術の影響によって、髪が伸びるスピードが普通の男性に比べると異常なレベルで早く、普段は後ろでポニーテール or 三つ編みにしてまとめている髪を下すと、ペリーヌと同じぐらいの長さになり、ショートカットに切っても僅か3週間ばかりで、元に戻る程である。因みに髪質も、かなり良くなっているらしく、アリシア曰く「女が本気で嫉妬するレベル」の髪質になっているとか……。

また、これも余談だが、”男としての機能”は残っているので、パートナーと愛し合い、我が子を授かる事は出来る。

手術後、OSSによる監視下に置かれるが、偶然にも、改造手術の事を知ったミーナと美緒及び、計画に兼ねてから否定的な立場であったノートンの尽力を受け、退院。
その後、航空歩兵への兵科替えの為に飛行訓練等を受ける日々を過ごす中、OSSに居る知り合いからウィーラーの事を知ったアリシアによって、スカウトされる形にて、兵科替え訓練が終了した後、第3技術開発チームへと配属される。
そこで最新ストライカーユニットであるP-80のテストパイロットを任命され、テストパイロットとしての日々を過ごす中、ミーナのオファーを受け、「P-80の実戦テスト」の名目によって、第501統合航空団へと転属する。

第501統合航空団に所属後のネウロイとの空中戦では、P-80の優れた加速力と空中機動力を生かした空中戦を行う他、P-80に取り付け可能なロケット弾ポッドによる攻撃や、手りゅう弾や梱包爆薬をネウロイに叩け付ける……と言う、無茶苦茶な攻撃を行う事もあるが、本人曰く「コマンドでは、当たり前のやり方」らしい。
元特殊コマンド部隊小隊長だったという経験もあり、優れた指揮官としての一面を見せる事もあり、指揮官としてはミーナ、美緒に次ぐ三番手に当たる他、ミーナ達が思いつかない様な、奇策な作戦提案をする事もある。
また元特殊コマンド部隊の隊員だったこともあり、身体能力&タフさは501のメンバー全員と比較しても、余裕でトップレベルであり、芳佳やミーナはおろか、バルクホルンでさえ、音を上げる様な訓練でさえも、涼しい顔で終わらせる程で、対人格闘技術に至っては、素手で首をへし折る事すらできる腕前で、コマンド時代は、優れたレンジャー技術の持ち主と評されていた。
同時に、コマンド時代に敵陣上空で、撃墜されたウィッチ&パイロットの捜索救難任務を多々経験している所から、日々のテストパイロットとして業務や、ネウロイとの戦闘の日々の合間に、独自に捜索救難技術の研究を行っている。
余談であるが、コマンド部隊と言う部隊の任務の都合上、想像を絶するサバイバル訓練や、任務の最中に「毒蛇に始まり、クモやサソリ、コウモリと言ったゲテモノを食らう」と言った経験を多々こなし、鍛え上げられた故に、その胃袋は”まさに鉄壁”であり、バルクホルンでさえ、悶絶する様な、ミーナの料理を口にしても、耐えられる程(※ただし、味覚は普通なので、顔は苦痛の表情で歪んでいる)。

功績として、全てコマンド時代の物だが、303高地防衛線の活躍で授与されたリベリオン議会名誉勲章、ロマーニャ王室勲章、ファラウェイランド勲章に始まり、シルバースター勲章、レジオネール勲章、名誉負傷勲章といった勲章を多数、授与されている。

性格はシニカルで、クールを通り越し、冷めており、かなりの毒舌をぶちまける事もあるが、率いていた第32小隊の全滅と言う、かつての自身の悲惨な経験から、仲間の事を第1に考え、状況によっては自らの命を犠牲にしてでも、守ろうとする。その為、シャーリーを始めとする501の仲間達に信頼され、親しまれている。また心を許した仲間に対しては、時折、笑顔を見せる事もある。

大好物はフライドチキンとウィスキー、ミントチョコレート。フライドチキンはストリートチルドレン時代によく万引きして食べていた経験から、ウィスキーは児童労働で作り、味見していた経験もあり、かなりの通である。ミントチョコレートはコマンド時代に、不味いレーションの口直しに食べていた経験から。


ストライカーユニット解説
ラッキード P-80C シューティングスター(※正式名称:XP-80C シューティングスター)

ウィーラーが使用するジェットストライカーにして、ラッキード社が開発した、次期主力リベリオン陸軍航空軍となるジェットストライカーである。
事の始まりは、1942年にカールスラント空軍から、提供されたジェットストライカーの情報が、リベリオン陸軍航空軍にもたらされた事である。
この情報を元に、リベリオン陸軍航空軍は、ベル・テキスト社にジェットストライカーの研究・開発を依頼し、開発されたリベリオン初のジェットストライカーが、同社の”P-59 エアラコメット”であった。
しかし、P-51を始めとするレシプロストライカーに劣る性能であったが故、これに失望した軍が”P-38 ライトニング”と言った傑作ストライカーを開発し、信頼を置いていたラッキード社に研究・開発を命じ、僅か半年で誕生したのが、この”P-80 シューティングスター”である。

本ストライカー最大の特徴は、ブリタニア製の”ハルフォードH.1B遠心式ターボジェットエンジン”を、ストライカー胴体中央部に搭載し、機首側面に設けたエアインテークから空気を取り入れ、ダクトを通じストライカー後尾に排気を導くスタイルであり、これによってレシプロから発展したメカニズムのカールスラントのジェットストライカーである「Me262v1」や、ブリタリアの「ミーティア」と言った既存のジェットストライカーと比較して、非常に優れた魔力効率の良さを生み出している。また通し桁を用いて左右翼を一体製造し、その上に脚を入れる部分を載せ、機体後部をボルト留めする機体分割法は、整備性の向上に一役買っており、現時点で開発されているジェットストライカーでは、「最も優秀なメカニズムを持つ」とも評される。

だが、しかし、従来の空気力学の延長線上でスピード開発された為、アンダーパワーな所があり、特に離着陸にはピーキーな一面がある。また空戦性能では、後退翼を持つカールスラントの「Me262v1に劣る」と評されている。

しかし、低空低速時の操縦性が比較的マイルドで、使いやすい為、本機をベースとした練習機型ストライカーも現在、開発が進められている。

また、今までのストライカーは、ストライカー上部の開口部から、足を差し込んで装着していたが、P-80はストライカー前面が観音開きで開く為、そこから脚を入れて、閉じる事で装着する。これは緊急時において、ストライカーユニットを放棄する際に、速やかにストライカーを外す事が出来る様にした設計の為。
そして、ウィーラーを始めとするP-80の使用者は、耐Gスーツと言った装備を着用し、更に緊急時におけるストライカー放棄、フラットスピンからの回復等の際に使用するドラッグシュートを兼ねた、パラシュートパックを装備することになっており、これ関して、P-80用のストライカーハンガーは専用の物となっており、ストライカーを格納すると同時に、パラシュートパックの置き場も併設され、更に専用のクレーン等も設置され、分解整備時の作業台としての役割も果たす。

また、ウィーラーが使用している”P-80C”は、”戦闘爆撃型”で、両翼の下にパイロンが設置されており、ここにロケット弾ポッドや自由落下爆弾、ナパーム弾を装着し、使用する事が可能になっており、これによって汎用投下装置が不必要になり、ある程度だが、両手が自由になる為、爆撃ルートに侵入した際に、迎撃の為に向かってきたネウロイを相手に銃撃する事等が可能になっており、柔軟な作戦遂行に一躍買っている。

本機のバリュエーションとして、現在開発中の練習機モデル以外にも、制空戦闘機型の”P-80A”や、偵察用カメラポッドを内蔵した偵察機型の”FP-80A”があり、変わった所では、空母からの発艦・着艦を可能にした海軍使用も開発されている。