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最新話、冒頭部公開!

どうも、どうも、白石並びにホワイトロックでございます。


チョット見ない間に、このホームページもとい……管理人用の編集ページの仕様が大幅に変更されていて、内心、ちょっと落ち着きません(苦笑)


まぁ~……とりあえず使いながら、慣れていきたいと思います。


んでもって、まず皆さんが気になっているであろう『ガルパン雄型』の執筆状況ですが、とりあえず”オリエンテーション”の部分までは、執筆を進めています。


いやぁ~……ホント、「おっそ!!」と突っ込まれても、何一つ反論できないノロノロ運転ですけど、とりあえず言い訳させてもらいますと……今回のガルパン雄型は、今までの再執筆&再投稿とは違い、殆ど「完全新作執筆」って、言った方が正しい執筆状況なんですよねぇ~……。


つまり、以前、投稿したガルパン雄型の文章を弄って再投稿……と言う事ではなく、1から「新作」として作っている感じなんですよね。現に今回の話の後半はリメイク前とは、かなり違ってきます。


と言う感じで、今回の執筆は、かなり手こずっているんですよねぇ~……。


ですが、何とか、今回「冒頭部分」として、出せるぐらいの執筆は出来たので、今回、皆様に最新話の冒頭部分を公開したいと思いますので、これを見ながら、最新話を気長に待ってもらえると、限りです!


それでは、下から早速、冒頭部分です!どうぞ!!



… 


…… 


………



さて……この学園の生徒会長を務める角谷会長から、「頭おかしい or 本格的に気が狂った」としか、思えない発言を聞かされた所から、物語を始めよう……。


「必修選択科目だけどさぁ……。二人共、戦車道とってね♪」

(馬鹿なんじゃねぇのか、この会長?)


この会長の突拍子も無い&気が狂ったしか、言いようの無い発言を前に、様々な考えや感情がバーッと脳内を駆け巡る中、俺と共に先の発言を投げかけられたみほが「えぇ……?」と困惑を隠しきれない表情&様子で会長に問い掛ける。

「あ、あの……この学校は戦車道廃止したんじゃ……?」

「あー、今年から復活させる事になったからさ♪だから、戦車道を取ってほしいの……分かった?」

「え、えぇー……」

そう困惑を隠しきれない、みほの都合&考えなんぞ、「知ったこっちゃねェ!!」と、言わんばかり、みほに対し、もはや絶滅したと思われる昭和の頃に見られた、悪質な押し売り商法をしてくる商人の如く、みほに対して、戦車道の履修を押し付けた会長達は、美穂の押し付け終えるなり、俺の方にクルっと顔を向け、こう言い放つ。

「喜多川ちゃんも、お願いね~♪」

「その前に”ブチ殺して”やりましょうか?」

そう頼み込んでくる会長に対し、俺が9割9分のマジトーンで”物騒な返事”を返す。

対する会長は、それに会長は「ハハッ、それは勘弁して欲しいなぁ~……」と、苦笑しながら、取り巻きの二人を連れて去っていく。


そんな去っていく、会長達の後姿を見ながら、俺は怒りにも近い感情と共に「ったく!」と呟きながら、直ぐ側に居るみほに話しかける。

「まったく迷惑ったら、ありゃしない話だよな、みほ」

「………」

「ん、みほ?どうした?」

「………」

「ったく、人の話聞いてんのか……って、あらぁあぁーっ!?」

「………」

余りにも返事が返ってこないが故に、痺れを切らした俺がみほに顔を向けると、そこには目からハイライトが消え、まるで”世界滅亡の時が、もう直ぐ訪れる事を知ってしまった人”の様に、絶望しきった表情を浮かべるみほの姿が。

その余りにも、衝撃的すぎる、みほの姿を目の当たりにし、絶叫する俺の叫び後を聞き、教室内に居た裕也や沙織、華、織田を始めとする生徒達が「「「何だ、何だ?」」」と出てくるが、今のみほの耳には、そのガヤガヤとした、騒々しさすら、耳に入らない様子であった……。





… 


…… 


………




そんな事があった、昼休みから約2時間後……。

(あ~……脳みそが溶けるんじゃ~……)

俺は全く理解できない物理の授業を何とか終え、無理やりフル回転させたせいで、完全にオーバーヒートした頭から、白煙を出しつつ、俺は机にうっぷしていた。

そんな感じで、完全に撃破・機能停止状態に陥っている俺に対して、話しかけてくるのは、裕也と織田の二人だ。

「大丈夫か?」

「……大丈夫じゃないのは、見りゃ、分かるだろ?」

問い掛けてきた裕也に対し、俺が机にうっぷしたまま、そう返すと裕也は「それもそうだな!」と言って、軽く笑う。


んだよ、遠回しに「お前よりは物理出来るぞ」でも、言ってんのか、コノヤロー!?


笑っている裕也を見て、そんな考えが胸の内を過ぎり、「何か言ってやろうか」とも思うが、それを実行に移すよりも先に、今度は織田が話しかけてくる。

「まぁ、それは良いとしてさ……龍」

「ん?」

「さっき、西住さんと一緒に会長達から呼ばれていたじゃない。何だったの?」

「あー……なんか戦車道を復活させるから、履修しろってさ……」

「……はい?」

そう言い放った俺の言葉に対し、まるで”紅茶飲んで、チェス打っている特命的な係に飛ばされた刑事”の様な口調で、頭上に疑問符を浮かべつつ、そう返してくる織田。


まぁ……、そんな風になるのも、無理はない……。

20年も前に配した戦車道をいきなり復活させるのだ、気でも狂ったかの如く。


この突然のサプライズを前に、何かしらの疑問を感じない奴がいれば、それこそ狂ってるとしか言いようが無いだろう。


そんな唐突にふって湧いた様な話を前に、織田は「……ふむ」と呟く様に暫く考えると、こう言ってくる。

「……何か裏がありそうね」

「……裏?」

そう短く返した俺の言葉に対し、織田は「えぇ」と短く呟くと、こう言葉を続ける。

「だって20年も前に廃止した戦車道を復活させるのよ?何か裏があると思うのは、自然じゃない?」

「まぁ……、確かに気が狂ったとしか思えない考えだが……。裏なんて、あるのか?」

問いに質問で返す様な俺の言葉に対し、織田は呆れた様に「……はぁ」と呟くなり、こう続ける。

「アンタ、ホントに細かい事は考えないわよね」

「うっせ、コノヤロー!こっちとら、深い事、細かい事、政治的な事は1ミリも考えない主義なんだよ!!バカヤロー!!!」

「絶対将来、詐欺にでも引っ掛かって、大損するタイプね……」

そう言って、俺の事を哀れむ様な目で見てくる織田に対し、何時もの様に「うるせぇ、コノヤロー!!」と返しつつ、織田の言った事を”一応”考える。



確かに、織田の言う様に、この大洗学園は20年も前に戦車道を廃止した学校だ。

それなのに今日突然、思いついたかの様に「今度、復活させる」と、会長が宣言したのだ……、全く……、何がどうなってんのやら?

少し前にテレビで『日本で戦車道の国際大会の開催&プロリーグの設立が決定』とか言っていたけど、その影響かいな?コノヤロー?


テレビで『今現在、タピオカがブーム再来!』とか、『タピオカの次に来るのは、バナナジュース!!』と言うの見て、「とりあえず、流行り乗っとくか……」って感じで、とりま、タピオカミルクティー飲んでる陰キャ&オッサンかいな!コノヤロー!?


何だ、それともあれか!?


よくエロ漫画なんか見る様な『ピー!しないと出らない部屋』とか、『ピー!しないと死ぬ病気』とか、『ピー!』とか、『ピー!』とか、『ピー!』とか、『ピー!』みたいな種の奴ですか、コノヤロー!?(※『ピー!』は”自主規制”です。 by 作者)


そんな考えこそ、怒涛の勢いで湧いてくるが、肝心の織田の言う『”裏”』と言う奴が、如何せん「ピン!」とこないまま……。

いやぁ~……ホント、我ながら、細かい事・深い事は一切考えない脳だとツクヅク思うわ……。


そんな感じで、自分の脳みその単純具合を感じていると、今度は裕也が俺と織田の元にやってくる。

「おい、龍」

「ん」

そう話しかけてくる裕也に対し、手短に応答しつつ、顔を向けると裕也はこう言い放つ。

「なぁ、西住さん。大丈夫か?途中で、保健室行ってたけど……」

「戦車道再開が、よっぽどショックだったんだったんでしょうねぇ……」

「………」

裕也の言葉に続く様に、そう言い放つ織田の言葉を聞き、俺は黙り込みながら、授業中の事を思い出す……。


と言うのも、みほは、あのバカ・アホ・クソ・間抜け・キ〇ガイ……etcな会長の「戦車道再開宣言!」を受けて以降、すっかり茫然自失状態に陥ってしまい、もう完全に授業所じゃ無くなってしまっていた。


そんな状態で教室に居れば、否が応でも、教師に気付かれ、体調不良とみなされる……って事で、後は言わなくても分かるな?


ま~……強いて言うなら……、みほが保健室に行く傍らで、みほの事を心配してくれた沙織と華も「体調不良です」と言って、付いて行ってくれたのは、良かったな……。もし仮に『万が一』って事があれば、直ぐに対応できるからな……。


と、胸の内でそう考えつつ、俺は席から立ち上がりつつ、裕也と織田にこう告げる。

「とりあえず、ちょっとみほの様子、見に保健室に顔出してくるわ……」

「はいよ」

「はーい、いってらー」

俺の言葉に対し、そう返される裕也と織田の言葉を背に受けつつ、俺は教室を出て、保健室へと足を向けるのだった……。




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