どうも、どうも、白石並びにホワイトロックでございます。
えー、以前から実施していたアンケートを本日31日をもって終了とさせてもらいます。
……と言った所で、結果は先週と変わらず0なんですけどね……(苦笑)
と言うわけで、アンケートで募集していた再始動に伴う龍達の戦車に関しては、此方の方で検討していきたいと思います。
んで、ここからは、前の更新の際にお伝えしたストライクウィッチーズ 流星の白虎の最新話における冒頭部分を公開としたいと思います!
なぉ、内容等は変更する可能性があるので、そこらへんはご了承ください。それでは、どうぞ!!
『<ウィーラーSide>
303高地の戦い及び、俺の体が人間なのか、機械なのか、分からない存在になってから、暫く経った頃……。
303高地から、そう遠くない場所にある墓地にて、”俺を除く第32小隊の面々”を始めとして、303高地の戦いで戦死した各国全ての兵士、ウィッチ、ウィザード達の追悼式が行われた。
埋葬前の墓穴の前に綺麗にズラリと並べられ、リベリオン、ファラウェイランド、ブリタニア、ロマーニャの国旗が掛けられた棺桶を前にして、俺はリベリオン陸軍・第32小隊の唯一の生き残りとして、陸軍の制服に身を包み、制帽を被り、魔力を発動させ、頭からホワイトタイガーの耳を生やして、参加していた。
まぁ、殆ど軍上層部の命令による強制参加だがな……。はっ、何が「貴官は全滅した第32小隊の指揮官にして、唯一の生き残りだ。指揮官として、生き残った者として、死んだ部下達を見送り給え」だ……。
共に死ぬはずだったのに、一人のうのうと生きている俺の顔なんて、あいつらが見たいと思うのか?
そもそも、今の俺は人間なんだか、機械なんだか、説明しようのないバケモノに近い存在になっちまったんだ……。尚更、あいつらに合わせる顔なんて無いぜ全く……。
おまけに、世間じゃ、俺は「木端微塵に吹っ飛んだ」って言うじゃないか。だから、その「木端微塵」を演出する為に、やる必要もない左腕のギプスやら、包帯を顔の左半分に巻く羽目になってんだから、つくづくやってらんねぇわ!!
そんな俺の胸の内など知る由もないまま、追悼式はプログラムにしたがって、淡々と進んでいく。
「弔砲発射用意……撃てっ!!」
ブリタニア陸軍の音楽隊に所属するウィッチ達の演奏に合わせ、リベリオン陸軍の儀じょう隊指揮官であるウィザードの指示によって、リベリオン陸軍、ファラウェイランド陸軍、ブリタニア陸軍、ロマーニャ空軍のウィザードによって合同編成された、儀じょう隊が|弔銃《ちょうじゅう》を放ち、墓地の空気を鋭い銃声が切り裂いてく。
その銃声に混じって、鳴り響く新聞記者達のカメラのシャッター音が止む事無く鳴り響く。
全く……俺は未開の島から、首に縄を掛けられて、連れてこられた新種の動物じゃねぇんだよ……。
大量にとられる写真の被写体として、そんな事を思いながら、ふと記者達の方に耳を傾けると、記者達が俺に関して話している事が聞こえてくる。
「おい、あの顔面の左半分を包帯で巻いているのって、第32小隊の小隊長じゃないのか?」
「あぁ、間違いない……。最初、体が木端微塵になったといわれていた小隊長だ。木端微塵になったというのは、嘘だったみたいだな……」
「そうだとしても、流石に顔の左半分を派手にやられているみたいだな……」
「軍の発表だと、一応、腕の良い医者達のおかげで視力は残っているみたいだが……。何処から、何処まで本当なんだか……」
「ま、それを抜きにしても、まさに『英雄』と称するに相応しいケガと戦いぶりだな」
どうやら、俺を写真に撮っている記者達は、俺を世間一般が言っている『英雄』だと思っているらしい……。
はっ……、英雄ねぇ……。アンタ達が思っている様な輝かしい物じゃないぜ……ブンヤさんよぉ……。
別に『英雄』なんぞ、なるつもりもなかったよ……。それなのに、気が付いたら『英雄』何て、肩書が知らぬ間に付いているんだ……。
勝手につけられる方からすれば、たまんねぇよ……クソッタレのアホンダラが……っ!!
記者達の話を横目に聞いていた俺の胸の奥底から、怒りに始まり、呆れや、悲観と言った幾つも感情が混じり合い、何とも言葉に合わらす事の出来ない複雑な感情が湧いてくる。
そんな中、追悼式の司会を担当するリベリオン陸軍の士官によって、追悼式の次のプログラムが始まる。
「皆様、墓地の東上空をご覧下さい。今回の追悼式に合わせ、4か国のウィッチによる合同のミッシングフォーメーションを行います。皆様、ご起立をお願いします」
司会者の声に従い、追悼式に参加する全ての軍・報道関係者を始め、ロマーニャ王室の関係者や、303高地の戦いでなくなった全ての者達に追悼を捧げに来た市民達が席から立ち上がり、黙祷の用意をする中、俺は一人、空を見上げた。
見上げた先には、デルタ編隊を組み、墓地上空へと向けて、飛行する4か国のウィッチ達の姿があり、彼女達が墓地上空に差し掛かった時、俺の被っていた軍帽が風で飛ばされる。
それと同時に、編隊を組んでいたウィッチの一人が天高く上昇し、それと一斉にその場に居た全ての人々が上昇していくウィッチを見つめ、中には黙とうを捧げる人も居る中、俺は、飛ばされた軍帽を追う事も無く、ただ上昇していくウィッチを見つめていた……。』
……とまぁ、こんな感じですね。
本当はこの後も少し続くのですが、そこである意味、ちょっとしたサプライズを用意しているので、そこはお楽しみ……と言う事で大目に見てください!
現在の執筆状況としては、クライマックスのアクションシーンに入った所でして、早ければ来月中には執筆完了が完了する予定です。執筆完了後は以前、お伝えした様に複数回(※4回予定)に分けて、投稿していきたいと思います!
それが完了した後は、いよいよ本格的にガルパン雄型の再始動に向けて動いていきますので、もしよろしければ今後ともお付き合いの程、宜しくお願いします!!
えー、以前から実施していたアンケートを本日31日をもって終了とさせてもらいます。
……と言った所で、結果は先週と変わらず0なんですけどね……(苦笑)
と言うわけで、アンケートで募集していた再始動に伴う龍達の戦車に関しては、此方の方で検討していきたいと思います。
んで、ここからは、前の更新の際にお伝えしたストライクウィッチーズ 流星の白虎の最新話における冒頭部分を公開としたいと思います!
なぉ、内容等は変更する可能性があるので、そこらへんはご了承ください。それでは、どうぞ!!
『<ウィーラーSide>
303高地の戦い及び、俺の体が人間なのか、機械なのか、分からない存在になってから、暫く経った頃……。
303高地から、そう遠くない場所にある墓地にて、”俺を除く第32小隊の面々”を始めとして、303高地の戦いで戦死した各国全ての兵士、ウィッチ、ウィザード達の追悼式が行われた。
埋葬前の墓穴の前に綺麗にズラリと並べられ、リベリオン、ファラウェイランド、ブリタニア、ロマーニャの国旗が掛けられた棺桶を前にして、俺はリベリオン陸軍・第32小隊の唯一の生き残りとして、陸軍の制服に身を包み、制帽を被り、魔力を発動させ、頭からホワイトタイガーの耳を生やして、参加していた。
まぁ、殆ど軍上層部の命令による強制参加だがな……。はっ、何が「貴官は全滅した第32小隊の指揮官にして、唯一の生き残りだ。指揮官として、生き残った者として、死んだ部下達を見送り給え」だ……。
共に死ぬはずだったのに、一人のうのうと生きている俺の顔なんて、あいつらが見たいと思うのか?
そもそも、今の俺は人間なんだか、機械なんだか、説明しようのないバケモノに近い存在になっちまったんだ……。尚更、あいつらに合わせる顔なんて無いぜ全く……。
おまけに、世間じゃ、俺は「木端微塵に吹っ飛んだ」って言うじゃないか。だから、その「木端微塵」を演出する為に、やる必要もない左腕のギプスやら、包帯を顔の左半分に巻く羽目になってんだから、つくづくやってらんねぇわ!!
そんな俺の胸の内など知る由もないまま、追悼式はプログラムにしたがって、淡々と進んでいく。
「弔砲発射用意……撃てっ!!」
ブリタニア陸軍の音楽隊に所属するウィッチ達の演奏に合わせ、リベリオン陸軍の儀じょう隊指揮官であるウィザードの指示によって、リベリオン陸軍、ファラウェイランド陸軍、ブリタニア陸軍、ロマーニャ空軍のウィザードによって合同編成された、儀じょう隊が|弔銃《ちょうじゅう》を放ち、墓地の空気を鋭い銃声が切り裂いてく。
その銃声に混じって、鳴り響く新聞記者達のカメラのシャッター音が止む事無く鳴り響く。
全く……俺は未開の島から、首に縄を掛けられて、連れてこられた新種の動物じゃねぇんだよ……。
大量にとられる写真の被写体として、そんな事を思いながら、ふと記者達の方に耳を傾けると、記者達が俺に関して話している事が聞こえてくる。
「おい、あの顔面の左半分を包帯で巻いているのって、第32小隊の小隊長じゃないのか?」
「あぁ、間違いない……。最初、体が木端微塵になったといわれていた小隊長だ。木端微塵になったというのは、嘘だったみたいだな……」
「そうだとしても、流石に顔の左半分を派手にやられているみたいだな……」
「軍の発表だと、一応、腕の良い医者達のおかげで視力は残っているみたいだが……。何処から、何処まで本当なんだか……」
「ま、それを抜きにしても、まさに『英雄』と称するに相応しいケガと戦いぶりだな」
どうやら、俺を写真に撮っている記者達は、俺を世間一般が言っている『英雄』だと思っているらしい……。
はっ……、英雄ねぇ……。アンタ達が思っている様な輝かしい物じゃないぜ……ブンヤさんよぉ……。
別に『英雄』なんぞ、なるつもりもなかったよ……。それなのに、気が付いたら『英雄』何て、肩書が知らぬ間に付いているんだ……。
勝手につけられる方からすれば、たまんねぇよ……クソッタレのアホンダラが……っ!!
記者達の話を横目に聞いていた俺の胸の奥底から、怒りに始まり、呆れや、悲観と言った幾つも感情が混じり合い、何とも言葉に合わらす事の出来ない複雑な感情が湧いてくる。
そんな中、追悼式の司会を担当するリベリオン陸軍の士官によって、追悼式の次のプログラムが始まる。
「皆様、墓地の東上空をご覧下さい。今回の追悼式に合わせ、4か国のウィッチによる合同のミッシングフォーメーションを行います。皆様、ご起立をお願いします」
司会者の声に従い、追悼式に参加する全ての軍・報道関係者を始め、ロマーニャ王室の関係者や、303高地の戦いでなくなった全ての者達に追悼を捧げに来た市民達が席から立ち上がり、黙祷の用意をする中、俺は一人、空を見上げた。
見上げた先には、デルタ編隊を組み、墓地上空へと向けて、飛行する4か国のウィッチ達の姿があり、彼女達が墓地上空に差し掛かった時、俺の被っていた軍帽が風で飛ばされる。
それと同時に、編隊を組んでいたウィッチの一人が天高く上昇し、それと一斉にその場に居た全ての人々が上昇していくウィッチを見つめ、中には黙とうを捧げる人も居る中、俺は、飛ばされた軍帽を追う事も無く、ただ上昇していくウィッチを見つめていた……。』
……とまぁ、こんな感じですね。
本当はこの後も少し続くのですが、そこである意味、ちょっとしたサプライズを用意しているので、そこはお楽しみ……と言う事で大目に見てください!
現在の執筆状況としては、クライマックスのアクションシーンに入った所でして、早ければ来月中には執筆完了が完了する予定です。執筆完了後は以前、お伝えした様に複数回(※4回予定)に分けて、投稿していきたいと思います!
それが完了した後は、いよいよ本格的にガルパン雄型の再始動に向けて動いていきますので、もしよろしければ今後ともお付き合いの程、宜しくお願いします!!
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